Column 1
『コロナ禍』での慶早戦
この度は弊委員会のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
ここまで2回、慶早戦の歴史に関するテーマでお届けして参りましたが、今回はテーマを変えて昨年度の慶早戦に関してお伝えします。
2020年は新型コロナウイルスの影響を大きく受けた年でした。春季リーグ戦期間中に充たる4月、5月は全国に緊急事態宣言が発令され、リーグ戦は無期限の延期となりました。選手も練習の自粛を余儀なくされ、先の見えない状況が続きましたが、関係者の尽力の下、8月に規模を縮小して開催されました。秋のリーグ戦も制限が敷かれる中で開催され、観客数の上限や応援もこれまでの慶早戦とは全く異なる様式で開催されました。
私共、慶早戦を支える立場の人間としても、複雑な思いを抱える一年となりました。球場で応援すること自体を皆さまに推奨することができず、また応援席券の販売時や当日にファンの皆さまと交流を持つこともできなかったため、やるせなさを感じておりました。
そんな中、一人でも多くの方々、学生の皆さまに慶早戦を知ってもらいたい、球場ではない場所でも慶早戦を楽しんでいただきたいとの思いでSNSにおける広報やポスターの作成を中心とした活動を行いました。そこで、私共の一部の活動についてご紹介させていただきたいと思います。
SNSにおきましては、注目選手や出身校の紹介を行い、様々な角度から慶早戦、塾野球部についてお伝えしました。弊委員会の野球に詳しい部員がかなりの時間をかけて作成したと聞いております、、、塾野球部出身のプロ野球選手の紹介もされ、懐かしい思いを抱かれたファンの皆さまも多かったのではないでしょうか。現在とは異なるアカウントで発信を行っていたため、#慶早戦で検索していただければ、ご覧いただけます。
一方で、私達が例年行わせていただいているキャンパス内での活動は困難となりました。ただキャンパスに足を運ぶ数少ない学生の皆さんに対して慶早戦を知っていただきたい、という思いから例年よりも目に留まりやすいポスターを作成致しました。
日吉キャンパス、三田キャンパスそれぞれでメッセージを変え、掲示させていただきました。新入生や三田キャンパスに通う3年生の思いにフォーカスして作成したものです。厳しい環境下でも試合を行える喜び、試合を観戦できる喜びを感じていただきたいとも考え、慶早戦に皆さまの気持ちを少しでも向けていただければ、と思っておりました。
昨年度はこのような活動を行って参りましたが、今年度も工夫に富んだ活動を続けております。また機会がございましたら、ご紹介させていただければと思います。
これからも慶早戦支援委員会は時代や情勢に合わせて、慶早戦を支える活動を続けて参ります。忌憚なきご意見いただければ幸いです。今後とも何卒宜しくお願い致します。
次回はインパクト抜群、あの「リンゴ事件」についてお伝え致します!!